ケーススタディ

2019.02.05更新

【ご相談の内容等】

 50代

 女性

 会社を経営しているが,会社の従業員から,店のお金を盗られた。

 警察には被害届は出しているが,なかなか,進展しない。

 加害者との示談交渉の窓口になってほしい。

 

 

【ご依頼後の弁護士の対応】

 私は,ご依頼を受けた後,警察署に連絡を行い,進捗の確認を行いました。

 併せて,加害者にも連絡を取り,こちらの主張を伝えました。

 刑事事件の捜査がなされているタイミングでは,加害者側にも,刑事処罰を免れるために示談交渉を行うインセンティブが働くことを踏まえ,ご依頼者様の主張を裏付け資料とともに,加害者に伝えました。

 最終的に,私は,ご依頼者様を代理して,加害者との間で適正な金額で示談し,示談書を取り交わしました。

 なお,示談書には,「今回問題となった行為以外に窃盗・横領等の犯罪行為が判明した場合には,ご依頼者様は加害者に対し損害賠償請求を行う権利を留保していることを確認する」という趣旨の条項を入れることで,今後の状況・進展に応じた対応ができる道を残しました。

 

 

【弁護士の一言】

 示談交渉においては,『タイミング』が重要です。

 一般的に,刑事事件の捜査中は,加害者には,不起訴処分を求めるため,示談交渉を進めるインセンティブが働きます。

 今回のケースでは,そのインセンティブを利用しつつ,示談交渉を早期に進めることができました。

 まずは,お気軽に,横浜〈馬車道・関内〉の弁護士木下正信までご相談くださいませ。

投稿者: 弁護士木下正信

2018.12.14更新

 

【ご依頼の内容】

 40代

 男性

 お酒に酔って,ある人に暴行をしてしまい,怪我を負わせてしまった。

 今回の場合,被害者の同意があるケースであると思う。

 ただし,怪我を負わせたのは事実なので,示談交渉をお願いしたい。

 また,逮捕を阻止してほしい。

 

 

【ご依頼後の弁護士の対応】

 私は,ご依頼を受けた後,まず,捜査機関に対し,逮捕の必要性が無いこと等を主張し,その結果,在宅事件として捜査が行われることになり,逮捕を阻止することに成功しました。

 また,当方は,被害者との間で,示談交渉を試みました。

 何度か交渉しましたが,折り合いがつかず,結局,示談交渉は決裂しました。

 もっとも,示談交渉の経過を書面にまとめ,捜査機関側に丁寧に報告するとともに,不起訴処分意見書という形で,不起訴処分が相当である旨,考えを伝えました。

 その結果,示談が成立していないにもかかわらず,不起訴処分を獲得しました。

 

 

 

【弁護士の一言】

 刑事事件はスピードが命です。

 弁護士に早くから相談・依頼することで,逮捕を阻止した上で,示談が成立していないにもかかわらず,不起訴処分という最善結果を獲得したケースでした。

 まずは,お気軽に横浜<馬車道・関内>の弁護士木下正信までご相談ください。

 

投稿者: 弁護士木下正信

2018.12.10更新

【ご相談の内容等】

 50代

 女性

 車線変更する際に,相手方車両に車をぶつけられた。

 そうであるにもかかわらず,物件事故報告書には客観的事実と異なる,私に不利な内容が記載されている。

 相手方が,私に対し,その物件事故報告書等を根拠に,訴訟提起をしてきたので,訴訟対応をお願いしたい。

 

 

【ご依頼後の弁護士の対応】

 私は,ご依頼を受けた後,訴訟記録一式を検討するとともに,ご依頼者様から丁寧にお話をお伺いしました。

 その結果,私は,物件事故報告書の記載内容は,ご依頼者様と相手方の両車両の損傷状況等に不整合ではないかとの考えを持つに至りました。

 そこで,保険会社の事故状況に関する調査報告書等を踏まえ,ご依頼者様の認識に沿う形で事故状況の主張を展開しました。

 また,証人尋問でも,相手方が用意した証人に対し,事故状況に関する認識について反対尋問を行うなどしました。

 その結果,物件事故報告書の記載内容とは異なる,ご依頼者様の事故状況に関する認識に概ね沿う形での,判決を獲得しました。

 

 

【弁護士の一言】

 交通事故では,事故状況に関し,物件事故報告書や実況見分調書等の書類が一定の証拠としての価値を持つのが通常です。

 もっとも,今回のケースでは,様々な証拠の合わせ技により,物件事故報告書の記載内容と異なる,裁判所の事実認定を獲得することができました。

 まずは,お気軽に,横浜〈馬車道・関内〉の弁護士木下正信までご相談くださいませ。

投稿者: 弁護士木下正信

2018.11.15更新

 【ご相談の内容等】

  30代

  男性

  亡父に関する借金の督促が私のもとに届いた。父が亡くなってから既に6か月程度経過している。

  相続放棄の手続きをお願いしたい。

 

 

 【ご依頼後の弁護士の対応】

  私は,ご依頼を受けた後,相続放棄申述のための書類を収集を開始しました。

 相続放棄の申述は,民法915条1項によれば,原則として「自己のために相続の開始があったことを知った時から3箇月以内」に行う必要があります。

 ただし,例外的に,最判昭和59年4月27日判タ528号81頁によれば,被相続人に相続財産がまったく存在しないと信じるにつき相当な理由があると認められる場合には,相続放棄申述期間経過後も相続放棄の申述が認められる可能性があります。

 そこで,私は,ご依頼者様から,上記相当な理由の有無につき,詳細な聴き取りを行いました。

 その上で,裁判所に,資料とともに,相続放棄申述書を提出しました。

 その結果,裁判所において,上記相当な理由があると認められ,無事,相続放棄の申述が受理されました。

 

 

 【弁護士の一言】

 今回のケースは,例外的に,相続放棄期間経過後の相続放棄が認められたケースでした。

 もっとも,本来は,相続放棄期間内に,相続放棄を行うに越したことはありません。

 まずは,お気軽に,横浜〈馬車道・関内〉の弁護士木下正信までご相談くださいませ。

投稿者: 弁護士木下正信

2018.11.05更新

【ご相談の内容等】

 50代

 男性

 盗撮事件(迷惑防止条例違反)で,逮捕された。被害者と示談交渉をしてほしい。

 

 

【ご依頼後の弁護士の対応】

 私は,ご依頼を受けた後,被疑者に接見を行い,ご事情を詳しくお聞きしました。

 そして,被疑者は,ご自身の行為を認められたおりましたので,近親者からお金をお預かりした上で,被害者と示談交渉を行う方針としました。

 方針決定後,速やかに,被疑者にコンタクトを取り(連絡先は検察官に確認する必要がございます。),示談交渉を行いました。

 被疑者の反省の様子などをお話し,無事,被害者と示談を成功させることができました。

 示談成立について,被害者と取り交わしました示談書とともに,報告書を検察庁に送付しました。

 その結果,示談成立の翌日に,被疑者は,釈放(処分保留)されるに至りました。

 

 

【弁護士の一言】

 刑事事件は,スピードが命です。

 まずは,お気軽に,横浜〈馬車道・関内〉の弁護士木下正信までご相談ください。

投稿者: 弁護士木下正信

2018.09.20更新

【ご相談の内容等】

 40代

 女性

 薬物事犯で逮捕された。逮捕されてから,勤務先には連絡が出来ていない。

 身柄解放のための弁護活動を行ってほしい。

 

 

【ご依頼後の弁護士の対応】

 私は,ご依頼を受けた後,ご依頼者様の身柄解放に向けて,活動を開始しました。

 何よりも,ご依頼者様の接見に行き,身柄解放のための弁護活動(勾留請求の却下を求める,勾留延長の阻止や保釈請求など,状況に応じて様々な手段がございます。)を行うための必要な聴き取りを行いました。

 また,ご両親に,事務所にご来所いただいた上で,逮捕される前の状況などの聴き取りをし,「陳述書」という形にまとめました。

 勾留延長の裁判に対し,私は,準抗告の申立てを行うなどしましたが,なかなか私の申立ては認められませんでした。

 もっとも,ご依頼者様は,検察官により起訴されたその日に,事前に綿密に準備を行っていた保釈請求を行い,無事,ご依頼者様の身柄解放を獲得することができました。

 

 

【弁護士の一言】

 刑事事件は,スピードが命です。

 状況に応じて,弁護士ができる活動も変わりますので,弁護士は,刻一刻と変化する状況の中で,最善の選択をして参ります。

 まずは,お気軽に横浜〈馬車道・関内〉の弁護士木下正信までお問合せください。

投稿者: 弁護士木下正信

2018.09.19更新

【ご相談の内容等】

  男性 

 50代

 ある女性と不貞を行ったところ,その女性の夫から慰謝料請求をされた。

 私は既婚者であり,妻には,不貞の事実や慰謝料請求を受けたことを知られたくない。

 

 

【ご依頼後の弁護士の対応】

 私は,ご依頼を受けた後,すぐ様,相手方に対し,受任通知書を送付し,交渉の窓口を弁護士である私の法律事務所に変更しました。

 そして,ご依頼者様から,慰謝料減額となりうる事情を聴き取り,敢えて,書面にて,相手方と交渉していきました。

 書面のやりとりは,何通にも及びました。

 最終的には,相手方を説得することに成功し,相手方の請求金額から400万円以上減額することに成功し,「解決金70万円」で和解することができました。

 

 

【弁護士の一言】

 弁護士が早めに介入し,交渉に携わることで早期に穏便に経済的な負担も軽減した形で和解することが出来る場合がございます。

 「訴訟提起されたら,弁護士に相談しよう。」というご相談者様もいらっしゃいますが,早期に,弁護士の助言を受けることで,トータルのコスト(経済的コスト,時間的コスト,心理的コストなど)を軽減できる可能性が高くなるというのが実感です。

 まずは,横浜〈馬車道・関内〉の弁護士木下正信までご相談くださいませ。

  

 

投稿者: 弁護士木下正信

2018.08.12更新

【ご相談の内容等】

 ご相談者様は,窃盗犯人として逮捕・勾留されたところ,窃盗被害場所には行った経験が一度も無く,「人違いであり,私は犯人ではない。」ということでした。

 そこで,私は,公訴事実を争い,無罪を獲得するためことを弁護活動の方針としました。

 

 

【ご依頼後の弁護士の対応】

 私は,弁護人に就任した後,ご依頼者様と弁護方針等の打ち合わせをしつつ,弁護活動にあたりました。

 検察側の裁判での主張の構造を読み解き,最高裁判例や様々な文献にあたり,弁護方針を立てていきました。

 また,検察官に対し,証拠開示を何度も求め,弁護側が有利に使うことができる証拠を提出させることに成功しました。

 無罪を争う事件ということで,公判は5回以上にわたりましたが,ご依頼者様を励ましつつ,公判に臨んでいきました。

 複数人の証人尋問が行われましたが,事前に,綿密な準備を行い,尋問に臨みました。

 

 最終的に,無罪判決を獲得することができました。

 

 

【弁護士の一言】

 日本の刑事司法において,無罪判決を獲得するのは困難と言わざるを得ない状況です。

 しかし,ご依頼者様の諦めない姿勢と粘り強い弁護活動により,無罪を獲得できたケースでした。

 まずは,お気軽に横浜<馬車道・関内>の弁護士木下正信までご相談くださいませ。

投稿者: 弁護士木下正信

2018.07.02更新

【ご相談の内容等】

 40代 女性 

 夫と不貞(浮気)した女性に対し,慰謝料を請求したい。

 ただ,今回だけは,夫を許すつもりであり,夫と別居の予定も無く,離婚する予定も無い。

 一方で,私と夫の財布は共通なので,不貞相手から夫に対する求償請求は防ぎたい。

 

 

【ご依頼後の弁護士の対応】

 私は,ご依頼を受けた後,ご依頼者のご意向を踏まえ,相手方に対し,内容証明郵便を発送しました。

 そして,内容証明郵便を受領した相手方は,別の弁護士に依頼をしたため,私は,その弁護士との交渉を開始しました。

 ここで,私は,ご依頼者様からお聴きした内容(ご依頼者様とご主人の婚姻期間は長期間にわたること,不貞期間が長いこと,不貞回数が多いこと,不貞相手の積極性など。)を踏まえ,相手方弁護士に対し,こちらの主張をまとめた書類を送付しました(その書面の内容は,「仮に,このケースが裁判に移行した場合でも,一貫した主張ができること」を意識したものになっています。)。

 交渉は難航しましたが,最終的に,相手方が,ご依頼者様に対し,慰謝料90万円を支払うとともに,相手方は,ご依頼者様のご主人に対する求償権を放棄することなどを合意し,和解書を取り交わすことができました。

 

 ご依頼を受けてから解決まで,「約2か月」のケースでした。

 

 

  【弁護士の一言】

 当事務所では,男女問題・離婚問題の案件を多数扱っており,ノウハウも蓄積しております。

 不貞のケースにおいては,私は,慰謝料の増額事由や減額事由について研究しておりますので,裁判例を踏まえた説得力のある主張を展開することができます。

 まずは,お気軽に,横浜〈馬車道・関内〉の弁護士木下正信までご相談くださいませ。

 

投稿者: 弁護士木下正信

2018.07.02更新

【ご相談の内容等】

 40代

 女性

 父が,ある人に建物所有目的で土地を貸しているところ,2年以上賃料の支払いが無い。

 賃料の回収とともに,新たな賃貸借契約書の取り交わしもお願いしたい。

 

 

【ご依頼後の弁護士の対応】

 私は,ご依頼を受けた後,賃借人(相手方)に対し,未払賃料の回収のため,内容証明郵便を郵送しました。

 その内容証明郵便においては,未払賃料全額の支払いを速やかに行うこと,法廷措置(建物の収去,土地明渡し,未払賃料の請求)も辞さないことを明確に伝えました。

 一方で,ご依頼者様と相手方との長年の関係を踏まえ,新たな契約書を取り交わす形での解決もやぶさかではない旨,付記しておきました。

 そうしたところ,内容証明郵便を受け取った相手方より,私宛に電話がありました。

 相手方によれば,未払賃料全額についても支払う意向があること,新たな賃貸借契約書取り交わしを是非お願いしたいとのことでした。

 私は,相手方が翻意する可能性も視野に入れた上で,新たな契約書取り交わしの前に,相手方の賃料未払の事実を裏付ける「確認書」を相手方より取り付けました。

 そして,未払賃料の全額の回収を先行させた上で,新たな賃貸借契約書の取り交わしを行いました。

 以上について,ご依頼を受けてから,わずか「2か月」で解決できたケースでした。

 

 

【弁護士の一言】

 弁護士は,これまでの実務経験を踏まえ,相手方と交渉と行う際には,「何を伝えるか」だけでなく,「何をいかに伝えるか」「どのような順序で伝えるか」にも気を配ります。

 弁護士介入後,ご依頼者様に有利な証拠を保全しつつ,スピーディーに解決できたケースでした。

 まずは,横浜〈馬車道・関内〉の弁護士木下正信までご相談くださいませ。

 

投稿者: 弁護士木下正信

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