ケーススタディ

2018.01.18更新

【ご相談の内容等】

 40代

 女性

 夫が,仕事でトラックを運転中に,通行人と接触し死亡させたとして逮捕された。

 夫は,トラック運送業を一人で営む零細自営業者であり,このまま身柄が拘束されたままだと,夫の会社が潰れかねない。

 夫の早期の身柄解放をお願いしたい。

 

 

【ご依頼後の弁護士の対応】

 私は,ご依頼を受けた後,すぐ様,旦那様の接見に行き,旦那様からご事情の聞き取りをしました。

 旦那様によれば,「1週間も身柄が拘束されたままであれば,既に予定されている運送計画が大きく狂ってしまうので,信頼を失い,会社が潰れてしまう。」とのことでした。
 私は,ご依頼者様に,身元引受人となっていただくとともに(身元引受書を作成いただきました。),ご依頼者様のお話を「陳述書」という形でまとめ,証拠を収集しました。

 それらの証拠とともに,勾留請求の却下を裁判所に対し強く求めました。

 その結果,検察官の勾留請求は却下され,旦那様の身柄を解放してもらうことに成功しました。

 ※後日談ですが,運送計画に修正は必要であったものの,会社は潰れずに済んだとのことです。

 

 

【弁護士の一言】

 刑事事件は,スピード勝負です。

 弁護士にご依頼いただいた場合,裁判所や検察庁に積極的に働きかけをするとともに,証拠を収集・作成することで,早期の身柄解放が実現できる場合があります。

 まずは,お気軽に,横浜〈馬車道・関内〉の弁護士木下正信までご相談くださいませ。

投稿者: 弁護士木下正信

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