【法律雑誌】法学教室2019年8月号を読みました。
2019.07.28更新
横浜<馬車道・関内>の弁護士木下正信です。
法学教室2019年8月号(有斐閣)を読みました。
1特集Ⅰ
今回の特集Ⅰは,【仕事と法学】でした。
➀金融(株式会社ふくおかフィナンシャルグループ)
②メーカー(AGC株式会社)
③インフラ(関西電力株式会社)
④商社(三井物産株式会社)
⑤マスコミ(株式会社CBCテレビ)
⑥情報通信(ヤフー株式会社)
⑦地方自治体(仙台市)
⑧中央官庁(総務省)
⑨独立行政法人(JICA)
⑩その他団体(JASRAC)
⑪組織内弁護士(社会医療法人岡村一心堂病院)
の11の業種についての記事でした。
例えば,法律に関わる仕事への思いや,学びと仕事との関わりなどについて,インタビューがなされており,大きな刺激を受けることができました。
2特集Ⅱ
今回の特集Ⅱは,【ポケットに労働法を】でした。
具体的なケースを通じて,ありがちな労働問題に対する解説がありました。
①労働関係の成立――就活を乗り切る!【採用の自由】【応募者による採用内(内)定の辞退】
②労働条件・賃金――働き方って人生設計【労働条件の決定】【配置転換】【全額払い原則と相殺・放棄】【賞与・退職金】
③労働時間・休暇――仕事とプライベートのバランス?【労働時間の原則と36協定による例外】【割増賃金とその支払い方法(固定残業代制)】【年次有給休暇】【年休取得の促進に向けて】
④労働者の健康と安全――健やかなる時も辞める時も……?【解雇規制】【金銭救済――労災保険】【金銭救済――労災民訴】【私傷病労働者の保護】
⑤労働組合――みんなで集まれば怖くない?【労働組合】【労働協約】【不当労働行為】
労働法分野は,法律相談をお受けすることも多く,具体的なケースを通じてアドバイスを行うことが適切な場合も少なくないので,今回の内容は大変勉強になりました。
今回学んだ知識を,今後の業務においても,生かしていきたいと思います。令和元年7月も終わりですが,今週も,頑張っていきます!
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