横浜〈馬車道・関内〉の弁護士木下正信です。
令和元年(2019年)7月17日に横浜地方裁判所にて実施されました,民事裁判のIT化に関する研修会に参加しました。
民事裁判手続等のIT化については,
①訴状等の書面や証拠のオンライン提出等を内容とする『e提出(e-filing)』⇒フェーズ1
②訴訟記録をオンラインで確認し,期日を管理すること等を内容とする『e事件管理(e-case management)』⇒フェーズ2
③オンライン上で口頭弁論期日等を開催することを内容とする『e法廷(e-court)』⇒フェーズ3
の3つの局面にて議論がなされています。
そして,フェーズ1では,e法廷のうち,ウェブ会議等の運用など,現行法下において,IT機器の整備で実現可能な手続きを実現することになっています。
横浜地方裁判所は,令和2年(2020年)5月より,フェーズ1を実施予定です。
今回,模擬裁判の傍聴等を通じて,ウェブ会議の方法を理解することになりました。
裁判手続きのIT化により,より便利で分かりやすい裁判制度となることが望まれます。
今週も,頑張っていきます!