横浜<馬車道・関内>の弁護士木下正信です。
法学教室2020年7月号(有斐閣)を学習しました。
1特集
今回の◆特集は「 民法の重要論点を解きほぐす」でした。
具体的には,
Ⅰ 相続による権利承継の対抗要件
Ⅱ 不当利得の一般規定と類型論
Ⅲ 債権譲渡制限特約を譲受人に対抗しうる場合の法律関係
Ⅳ 保証人に対する情報提供義務
Ⅴ 委任と代理
Ⅵ 純粋経済損失と不法行為法
という内容でした。
とりわけ,債権法改正で保証のルールに重要な変更がなされたことを踏まえ,「Ⅳ保証人に対する情報提供義務」の論文は重要であると感じました。
2知的好奇心を刺激する民事訴訟法
今回のテーマは,「訴え(その2)」でした。
訴えについては,民事訴訟法の基本の「キ」ではあるものの,受験生の時とは異なり,実務を通して執行関係や,二重起訴の禁止(民事訴訟法142条)背景・持つ意味を実感していたことから,とても興味深く読むことができました。
3刑法事例の歩き方――判例を地図に
第15回のテーマは「事後強盗罪」でした。
体系的な法規範の理解と,事案分析は車の両輪であることを再認識しました。
今月も,頑張っていきます!