【解決事例】(歩行者同士の交通事故・損害賠償被請求)交渉が困難な相手との間で,早期に,金15万円で示談することに成功したケース
2019.02.05更新
【ご相談の内容等】
50代
女性
道を歩いていた時に,走っている人〈Aさん〉に後ろから追突された。
その拍子に,私の前を歩いている人〈Bさん〉にぶつかってしまい,その人が怪我をしてしまった。
その走っている人〈Aさん〉は逃げてしまった。
怪我をした人〈Bさん〉から,治療費などを請求されている。
【ご依頼後の弁護士の対応】
私は,ご依頼を受けた後,まず,捜査機関から,事故の状況を裏付ける証拠資料の取り付けを行いました。
弁護士として私が介入することを告げる書類である受任通知書を,相手方〈Bさん〉に発送する前に,出来る限り,証拠資料を収集・整理し,こちらの主張を組み立てることに尽力しました。
検討した結果,ご依頼者様に,本件事故に関する過失は無く,したがって,「相手の治療費等を賠償する法的な責任は無い」ことが分かりました。
そこで,相手方に対し,こちらの主張を伝える書面を郵送しました。
相手方も,当初は,こちらの主張に難色を示していたものの,こちらの主張に裏付けがあることが分かると,態度を軟化させていきました。
ただし,「実際に相手方が怪我をしている以上,お見舞いをしたい。」とのご依頼者様のご意向を踏まえ,相手方に解決金を支払う方向で調整していきました。
最終的に,依頼者が,相手方に対し,解決金15万円を支払うこと,今後,紛争の蒸し返しはしないこと等を約束する合意書を取り交わしました。
【弁護士の一言】
今回のケースでは,相手方と交渉を行う前に,迅速に,可能な限りの証拠資料を収集しました。
得られた証拠資料を踏まえ,主張を組み立てた上で,相手方との交渉に臨みました。
ご依頼者様に法的な責任は無いと思料されますが,訴訟外での迅速な解決の観点やご依頼者様のご意向を踏まえ,解決金を支払うという選択をしました。
解決の方法は,十人十色です。
様々な事案を解決に導いた経験を踏まえ,横浜〈馬車道・関内〉の弁護士木下正信がアドバイスいたしますので,まずはお気軽にお問合せくださいませ。
弁護士木下 正信
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