【解決事例】(不貞慰謝料・男女問題)不貞を裏付ける直接的な証拠が無い状況にもかかわらず,訴訟において,勝訴的な和解に持ち込むことに成功したケース
2019.04.21更新
【ご依頼の内容等】
40代
女性
夫の不貞相手(女性)に対し,慰謝料請求をしたい。
夫は不貞を認めている上,情況証拠的に不貞があったことは裏付け可能だが,一方で,不貞相手は一貫して不貞を否定しており,許せない。
【ご依頼後の弁護士の対応】
私は,ご依頼を受けた後,ご依頼者様から丁寧にご事情の聴き取りを行うとともに,不貞当時の状況等をご依頼者様の夫に確認をしました。
私は,「不貞を裏付ける直接的な証拠は無いものの,様々な証拠の合わせ技により,不貞の立証が可能である」との見立ての下,不貞相手に対し内容証明郵便を送付する形で,交渉を開始しました。
しかしながら,不貞相手は,一貫して,ご依頼者様の夫との不貞を否定しており,私は,不貞相手の説得を試みましたが,不貞相手は遂に不貞を認めることはありませんでした。
そこで,不貞相手に対し,速やかに,訴訟を提起しました。
訴訟においても,不貞相手は,一貫して,不貞行為そのものを否定しました。
これに対し,私は,裁判所に対し,様々な間接的証拠によれば,不貞行為は立証されていると粘り強く主張しました。
そして,証人尋問において,不貞相手の供述の矛盾点を指摘したり,弾劾証拠を突き付けることで,不貞相手の証言の信用性を崩すことに成功しました。
裁判所は,「不貞行為の存在が認められる」ことを前提とした和解案を,私と不貞相手に提案し,勝訴的な和解をすることができました。
【弁護士の一言】
直接的な証拠が乏しい場合でも,様々な間接的証拠の合わせ技により,不貞の存在を立証できる場合がございます。
まずは,お気軽に,横浜<馬車道・関内>の弁護士木下正信までご相談くださいませ。
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