ケーススタディ

2018.01.26更新

【ご相談の内容等】

 30代

 女性

 夫が,デパートなどで不特定多数の女性を盗撮し,逮捕された。

 

 

【ご依頼後の弁護士の対応】

 私は,ご依頼を受けた後,すぐに,旦那様(被疑者)の接見に行った上,今後の対応に関するご意向を確認しました。

 旦那様のご意向は,「盗撮をしたのは事実です。可能な限り,被害者と示談してほしい。」とのことでした。

 そこで,私は,検察官に被害者の連絡先を確認するなどして,被害者と示談交渉を開始しました。

 当然ながら,被害感情が激しい被害者もいらっしゃいましたが,私は,旦那様の反省状況や示談金をお支払いする意向があることなどを粘り強く伝え,示談を成立させていきました。

 私は,最終的な処分権限を有する検察庁に対し,複数の被害者と示談が成立したことを含めた示談交渉の経過を報告していきました。

 併せて,私は,検察庁に対し,不起訴処分をすることが妥当である旨の意見書も提出しました。

 もっとも,本件事案は計画的に行われた悪質な事案であると評価され,起訴されました。

 起訴後の弁護活動として,被害者と取り交わした示談書を公判に証拠として提出するとともに,旦那様の身柄解放後の環境が整っていること(適切な身元引受人がいることなど)を主張・証拠を提出していきました。

 最終的に,執行猶予付き判決を得ることができました。

 

 

【弁護士の一言】

 刑事事件はスピードが命です。

 まずは,お気軽に,横浜〈馬車道・関内〉の弁護士木下正信までご相談くださいませ。

 早期に元の生活に戻れますよう,できる限りのお手伝いさせていただきます。

 

投稿者: 弁護士木下正信

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